2023年6月9日に日本公開が始まった映画「実写版リトルマーメイド」。
2022年9月に予告動画が公開され、当時から配役等の問題で賛否が分かれていました。
ついに日本公開が始まったことで、ネット上で更なる話題を呼んでいます。
そこで今回は、リトルマーメイド実写が「残念」「ひどい」と言われる理由についてまとめました!
リトルマーメイド実写が残念・ひどいと言われる理由7選!

実写版リトルマーメイドが残念・ひどいと言われる理由はこんな感じ。
- アリエルのイメージが合わない
- セバスチャンがカニすぎる
- フランダーが魚すぎる
- ポリコレを狙いすぎてる
- アニメ版のイメージが強すぎる
- CGのクオリティが微妙
- 他のディズニー実写化が良すぎる
順を追って見ていきましょう。
アリエルのイメージが合わない
1つ目の理由はアリエルのイメージが合わないというもの。
もともと肌の色もパーツも合ってないのにメイクはすっぴん風で髪の毛は黒人の大事な象徴だからストレートは嫌でそれなりのドレッドを選んで歌い方さえも優しいから本物なのに何一つうつしてない。成分0のただのハリーさんを撮りたいがためにリトルマーメイドの名前を利用してるのが不快なんだよ。
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今回アリエル役を演じたのは、黒人女優のハリー・ベイリー。
その歌唱力からグラミー賞に5度ノミネートされ、ティーンの間でも絶大な人気を誇る彼女。
そんな彼女演じるアリエルがイメージと合わないということで、ネット上では中々に辛辣な言葉が見受けられます。
主に言われているアニメ版のアリエルとの違いはこんな感じ。
アニメ版の特徴 | 実写版の特徴 |
---|---|
白い肌の色 赤い髪色 ツヤのある髪質 | 黒い肌の色 暗めの赤茶色 ドレッドヘア |
画像で見るとその差は確かに顕著です。

アリエルのイメージは白人、美人、赤髪であり、
黒人、ブス、ドレッドではないっていってんのに
何万回も言われてると思うけど黒人差別じゃないんだよ。 リトルマーメイドの原作のアリエルって色白女子じゃん。 実写は肌黒いじゃん。
アリエルはリトルマーメイドの主役であり、ディズニープリンセスの中でも人気が高いキャラのため、批判が多くなった模様。
見た目の違いもそうですが、キャラの性格といった中身の部分も合わせて、アニメ版のファンからは受け入れ難い部分があるようです。
確かに比べてみるとイメージの違いは否めませんが、女優さんが非難されるのはかわいそうですね・・・
セバスチャンがカニすぎる
2つ目の理由はセバスチャンがカニすぎるというもの。

アニメ版のデフォルメされたセバスチャンのかわいさは、実写版では見受けられず本当にカニそのもの。
特にセバスチャンはリトルマーメイドに登場するキャラの中でも出演頻度が高く、アリエルとの絡みも多いので違和感を持ったファンが多い模様。
リトルマーメイドのセバスチャンってカニだっけロブスターですよ🦀
ね🦞
セバスチャンが横歩きタイプのカニなのが絶対に許せない、どう考えても横歩きタイプのカニじゃねえだろ
子供の心は素直だなと反省。 カニのセバスチャンはちょっと抵抗あるだよなぁと話したら、子『でもきっと、作った人はこう見えたんだよ』
アニメ版だとカニというよりロブスターの印象が強かったため、横歩きの移動に違和感を感じるファンも。
先入観のない子供達には受け入れられたようですが、今までの愛らしいセバスチャンのイメージがある大人にとっては中々受け入れ難いのも分かる気がします・・・
フランダーが魚すぎる
3つ目の理由はフランダーが魚すぎるというもの。

前述のセバスチャン同様、実写版で登場する生き物のキャラは全てCGによってキャラというより「生物」の印象が強い。
ファンタジー要素が強いディズニー作品において、実写とはいえ愛らしいキャラ達の生物が動いているような生々しさがファンの抵抗感を強めているようです。
人種どうこうよりフランダーの方が問題では
わたしはアリエルがどうこうよりもこいつの方が許せん。なんだこの魚は
フランダー…テッポウウオの狙撃にしか見えない。実写だからって何でもリアルにすりゃあいいってもんじゃない。
人間キャラの大事さはもちろんですが、人間以外のキャラのコミカルでキュートな動きもディズニー作品の魅力。
そこがあまりにリアルすぎるとファン的には受け入れがたいものがありますよね・・・
ポリコレを狙いすぎてる
4つ目の理由はポリコレを狙いすぎてるというもの。
ポリコレとは、「ポリティカル・コレクトネス(political Correctness)」の略称。頭文字をから「PC」と呼ばれることもあります。直訳すると「政治的正しさ」という意味を持ち、特定のグループに対して差別的な意味や誤解を含まぬよう、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすることを指します。
PRTIMES MAGAZINE
近年のディズニー実写では差別に対して過剰に配慮しすぎる傾向が見られます。
実写版ではアリエルの兄弟達の人種もバラバラになっており、もはや物語としてどうなの?という声も。

私のリトルマーメイド達がポリコレ汚染されてしまって本当に本当に悲しすぎる
実写のリトル・マーメイドの評価があまりにも低すぎて笑った爆笑😂 ポリコレ配慮しすぎた結果じゃんwww
実写化する見た目を原作に揃えない映画は本当に酷い。
差別に対する意識が高いのはいいことですが、ファンの思いを蔑ろにするのはどうなんでしょうかね・・・
アニメ版のイメージが強すぎる
5つ目の理由はアニメ版のイメージが強すぎるというもの。
リトルマーメイドは人魚姫をモチーフにアニメ化され、日本では1991年7月21日に公開。
映像、音楽、キャラの動きなど、どれをとっても素晴らしく、
人魚の物語といえばアニメ版リトルマーメイド!
と言われるほど根強い人気を持つ作品のため、低迷気味だったディズニー映画の復活の兆しにもなったのだとか。
そのイメージが強すぎて実写版が受け付けられないという人が多い模様。
実写版リトルマーメイドの原作はアニメ版のリトルマーメイドでしょ。
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バリバリの白人じゃん。それに原作の話をすれば、人魚姫は白人国家(デンマーク)の王子と会う為に人間に化けるんだぜ。
人魚は架空でも見た目は白人の設定なんだよ。
アニメのアリエルって天真爛漫で表情豊かで、16歳という年相応におバカなところもあるキャラなんだけど、そこらへんの個性がほぼなくなっていて、落ち着いたキャラなのはキツかったな。
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アニメ版が数多くの人に愛されている作品ゆえ「原作リスペクトが感じられなかったこと」が残念と思われる理由の一つのようです。
CGのクオリティが微妙
6つ目の理由はCGのクオリティが微妙というもの。
海の中の表現が微妙だったなぁ。CGが上手くなかった?綺麗じゃなかった🙄アバターはめっちゃ綺麗だったもんなー
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やっぱりその…公開順が……アバター2のあとの水中CG映画として出すには…その……
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CGというと、記憶に新しいのが2022年12月16日に公開の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」。
その美麗なCGとクオリティ的に比べられた結果、微妙とする意見も。
リトルマーメイド、CG処理の跡っぽい赤い線入ってたけど
あれは俺が見に行った劇場だけなんかな??
尾っぽの部分がCGでヌルヌル動くのも嫌やし
元から批判的な意見が多かったこともあり、粗探し的に挙げられている部分もありそうですが難しいですね・・・
他のディズニー実写化が良すぎる
7つ目の理由は他のディズニー実写化が良すぎるというもの。
話はめっちゃ良かった
オリジナルストーリーもとても好きやけどやっぱり美女と野獣のエマ・ワトソン
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アラジンのナオミ・スコットが最強

2017年公開「美女と野獣」や2019年公開「アラジン」など、近年のディズニー実写は絶賛されたものが多かったため、クオリティへの期待は高かった模様。
だからこそ残念と思う人もいたのかもしれませんね。
リトルマーメイド実写以外にも配役に批判があったディズニー実写!

配役に批判があったディズニー作品は、リトルマーメイドだけではないんです。
それが2023年4月28日に配信開始された「ピーター・パン&ウェンディ」と2024年3月22日に全米公開予定の「白雪姫」。
「ピーター・パン&ウェンディ」ではティンカーベル役をヤラ・シャヒディ、「白雪姫」では白雪姫役をレイチェル・ゼグラーが演じることに。
キャラは白人なんですが、演じる役者が白人ではないことでリトルマーメイド同様に世間では批判が出ています。
何せ画面全体が暗くて色が同化して視界に入らなかった。存在感消えてる
実写版ピータパンでティンカーベルに黒人キャスト使ってたのもなんだかなぁと思いました。
原作のイメージ大切にしてほしいですよね。
なんでティンカーベル黒人なの。アニメは肌白いじゃない。
中々に辛辣な意見が飛び交っています・・・
白人役を非白人俳優が演じるのは文化盗用にはならないの不思議
白雪姫実写配役がラテンだかヒスパニック系だかでマジ????ってなってる
もう名称詐称じゃん
さすがに白雪姫は白人でやってくれ。
白雪姫に関しても似たような意見が見受けられますね。
リトルマーメイドもそうですが、配役について批判されている作品に共通しているのは、
無理にキャラを黒人系の配役にする必要はないんじゃないか?
ということ。
難しいところですが、演じる女優さん達にまで非難が行くのはかわいそうですよね・・・
リトルマーメイド実写を絶賛する声も!

実写版リトルマーメイドは悪い評価ばかりではありません。
リトルマーメイド実写版の吹き替え・字幕どちらを見るか悩んでいる人はこちらの記事をチェック!
初日の金曜を含めた3日間の興行収入は約9,550万ドル(*日本円で約133億円)となり、『アラジン』超えの全米No.1ヒットスタートを切ったことが分かった。
シネマカフェ
興行収入でアラジンを超えるスタートを記録。
内容に関しても、実際に映画を見に行ったファンからはこんな意見も。
やはり歌が素晴らしくて、パートオブユアワールドで号泣
映像も美しかったので映画館のスクリーンで見られて本当によかった✨
実写版リトルマーメイド🧜♀️
すごーーーくよかったし、
可愛かったぞ…!?
動いてると水の中のアリエルの髪の毛がダントツで美しい。
エリックナイスバディ
海の生き物可愛い
アースラほんもの
グリムスビーGJ
「黒人のアリエル」って批判あったけど、すごく可愛かったけどな😌
アニメだとちょっと生意気というか、「若気の至り」すぎて「だから言ったのに」って気分になったけど、実写版の方はアリエルの純真無垢な感じが
やはり映画館で見ると迫力は凄まじいようで、「見る前は微妙だったけど見てから好評価になった!」という人も見られました。
まとめ
リトルマーメイド実写が残念・ひどいと言われる理由はこんな感じ。
- アリエルのイメージが合わない
- セバスチャンがカニすぎる
- フランダーが魚すぎる
- ポリコレを狙いすぎてる
- アニメ版のイメージが強すぎる
- CGのクオリティが微妙
- 他のディズニー実写化が良すぎる
他にも批判があった実写ディズニー作品もあり、賛否は分かれるところですが、絶賛する人もいる様子。
まだ公開されたばかりなので、これからに期待ですね!
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